13/01/10 13:07:33.07 0
2012年12月28日にニューメディアリスク協会が
2012年のネット炎上ニュースのランキングを発表した。
ランキングはアンケート調査により「ネット炎上ニュース」の認知度と印象度を調査したものである。
「ネット炎上ニュース」の印象度ランキングは以下のようになる。
1位:「大津市いじめ」
2位:「お笑いタレント“K”の母親生活保護受給」
3位:「グルメ情報のレビューサイトT」
URLリンク(news.mynavi.jp)
知っている炎上の1位は「お笑いタレント“K”の母親生活保護受給」(59.0%)、
2位は「大津市いじめ」(53.4%)。
一方、印象に残った炎上の1位は「大津市いじめ」(31.2%)、
2位は「お笑いタレント“K”の母親生活保護受給」(24.0%)と、順位が逆転。
最も印象に残ったネット炎上ニュースでは「大津市いじめ」となっている。妥当な結果であろう。
情報公開せざるを得ない公立中学校で起きた事件であり、
一方で未成年に関する事件ということで、
加害者の氏名などがマスコミ報道では明らかにされなかったことが、
ネットでの炎上を広げていったのであろう。
一時は、グーグルトレンドのTOPに関係者の名前と思われるものが表示されていた。
「お笑いタレント“K”の母親生活保護受給」は河本準一氏のニュースだ。
これも吉本興業が中途半端な情報公開を行ったことで炎上に燃料を加えた印象がある。
生活保護制度そのものに対する関心を高めたということでは意味のあるニュースだったかもしれない。
■ネット炎上から逃げ切ったニュース
一方で当初は激しく炎上したが、それが長く続かなかったニュースもある。
同じ「いじめ事件」で被害者を退学させた仙台育英高校の「根性焼きいじめ事件」である。
URLリンク(www.best-worst.net)
これは学校側が殆ど情報発信をしなかったことが効果的であった。
謝罪会見などしたら、燃料になっていただろう。
甲子園では作新学院との最悪対決が実現するなど話題もあったが、収束も早かった。
URLリンク(www.best-worst.net)
そして、同じく「いじめ事件」では黒木瞳の娘が主犯であるとされたニュースも炎上ニュースとなった。
しかし、いじめの舞台となった青山学院中等部が徹底した情報統制を行ったため、炎上は間もなく収束した。
URLリンク(www.best-worst.net)
2012年の動きを見ても、ネット炎上にはアクションを起こさずやり過ごすというのが正解のように思える。
今年に入り1月早々、元フジテレビ女子アナ「チノパン」こと千野志麻アナが
静岡で死亡事故を起こしたことが炎上ニュースとなったが、すでに下火となっている。
さて、今年2013年は、「大津市いじめ」上回るネット炎上ニュースが起きるだろうか。
URLリンク(www.best-worst.net)