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日南町霞の日南中学校が1、2年生の国語の語彙(ご・い)力アップへ向けて、朝日新聞の1面コラム「天声人語」の書き写しを採り入れている。
1年生は放課後の補習時間「パワーアップタイム」の中で毎週1回、2年生は週末の宿題として取り組む。
辞書を引く習慣が身につくなど、徐々に効果が表れているという。
担当するのは、国語を指導する増原博子教諭(40)。生徒に物事を説明しようとしても、
「自分たちの周りにある簡単な言葉しか使っていないから、言葉を知らず、伝わらない」と悩んでいた。
朝日新聞社発行の「天声人語書き写しノート」の存在を知り、「まずは書かせることから」と教材に使うことにした。
題材とする天声人語は、中学生が関心を持ちやすい内容のものを毎週選び、コピーして配布。20分間のパワーアップタイムの間に書き写す。
始めた5月の頃は時間内に出来ず、持ち帰る生徒が多かったが、半年が経って、ほとんどの生徒が時間内に終えているという。
わからない漢字、言葉は書き出させ、辞書を引かせるようにしており、丁寧に取り組む生徒ほど、ぐんと伸びているという。
また、書き写した天声人語に「タイトルをつけなさい」と指導し、要約させる力も身につけさせている。
増原教諭は「作文を書くにも言葉を知らなければ始まらない。活字に慣れ親しませる習慣づくりを大事にしたい」と話している。
ソース:朝日新聞
URLリンク(mytown.asahi.com)
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