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大韓商工会議所が８日に発表した韓国輸出企業５００社を対象に行ったアンケートによると、
企業が輸出で利益を出すことの出来る限界線は１ドル＝１０８４．４ウォンだと考えていることが分かった。
業種別では家電１１０６．５ウォン、石油化学１１０４．３ウォン、半導体１０９９．０ウォン、
自動車１０８４．９ウォン、鉄鋼１０８４．２ウォン。
サムスン電子、ＬＧ電子、現代自動車に代表される韓国の輸出企業は
リーマンショック後、１ドル＝１５００ウォンを超す猛烈なウォン安を背景に攻勢をかけ大きく業績を伸ばした。
しかし、その後は徐々にドル安・ウォン高への揺り戻しが進行。
今年も５月以降はドル安・ウォン高が進み、１２日現在は１ドル＝１０８７ウォン近辺で推移する。
サムスン電子などの好業績ばかりが伝えられるが、
苦戦する輸出企業が多くなりつつあるのは事実だ。
すでに多くの業種がマジノ線として設定したウォン安を超すか近づいた状態だが、
アンケートでウォン高対策を問われた輸出企業は、
コスト削減・生産性向上（４１％）、新製品の技術開発（１８％）、輸出地域の多角化（１４％）と回答している。
URLﾘﾝｸ(www.emeye.jp)
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