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中国鉄鋼大手、宝鋼集団(上海市)傘下の上場企業、宝山鋼鉄の馬国強総経理は30日、
世界の鉄鋼業界が「今後3~5年は厳冬期に入る」との認識を示した。
背景には「過剰な生産能力がある」と指摘。
「多くの企業は雇用問題から赤字でも生産を続けている」
と業界の過剰生産体質が改まらない背景を説明した。
インターネット上での投資家説明会で明らかにした。
「長期的には資金繰りの問題が出てくる。資金流出が続く企業は市場から撤退すべきだ」
と淘汰・再編の必要性を唱えた。
同社は当面、需要動向に合わせて柔軟に生産量を調整する方針。
「減産や生産休止にも適切に取り組む」とした。
同日発表した7~9月期決算は売上高が前年同期比14.6%減の479億8600万元(約6000億円)、
純利益は4.9%減の11億8100万元だった。
景気減速による鋼材需要の低迷と、価格下落が収益を圧迫している。
URLリンク(www.nikkei.com)
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