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【新刊】チョン・テマン著『独島の真実』(朝鮮ニュースプレス)
【新刊】孫崎享著、ヤン・ギホ訳『日本の領土紛争』(メディチ社)
前者が「日本の憶測とうそ」を暴いた本だとするなら、
後者は「日本の無知と誤解」を教える本だ。
前者の著者は、国税庁を2009年に名誉退職した後、独島問題にのめり込んだ韓国人。
後者の著者は、外交官を経て09年に防衛大の教授を定年退官し、
領土紛争の解決策探しに乗り出した日本人。
意外にも、2人の声は同じ所に向けられている。
領土問題に関する限り、現在の日本は「何か錯覚している」と戒めている。
出色なのは、数学を動員した最終章だ。
「鬱陵島の海抜130メートルの地点から見下ろしても、独島は見えない」
という川上建三氏の主張に反論するため、
三角関数やピタゴラスの定理まで動員した。
結論は
「鬱陵島からは、海抜86メートル以上で独島が目に入るが、
隠岐からは106キロ以上船で沖に出なければ独島が見えない」。
確かに「1冊で見る独島紛争完全征服」だといえる。
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