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世界保健機関(WHO)の当局者は9日、パキスタンで5月以降、
人間の脳を食べるアメーバ「ネグレリア・フォーレリ」による脳炎で
少なくとも10人が死亡したことを明らかにした。
このアメーバは、汚染した水と一緒に鼻を通って体内に侵入し、
人から人には移らないが、致死率は98%と非常に高い。
アメーバに侵入されると、最初は頭痛や肩の凝り、発熱や腹痛など軽い症状を訴えるが、
原発性アメーバ性髄膜脳炎によって5─7日で死に至る。
WHO疾病早期警戒システムのムサ・カーン博士によると、
パキスタンで確認された10件の死亡ケースはいずれも南部の港湾都市カラチに集中している。
ただ、このアメーバの存在は現地であまり知られていない可能性があり、
感染例がすべて報告されているかどうかは分からない。
カラチでは2006年にもネグレリア・フォーレリの感染が確認されていた。
米疾病対策センター(CDC)によると、
米国では2002年からの10年間で32件の感染が報告されている。
ソース:ロイター(2012年 10月 9日 17:55)
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