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福岡市が来年度から実施を予定していた中国人公務員の研修受け入れを中止した問題で、
高島宗一郎市長は２５日、「日中関係が悪化する状況を見た時に事業を進めるべきではない
と判断した」と理由を述べた。再来年度以降については「信頼関係の回復が前提になるが
受け入れ規模などは検討する」と話した。
市は、海水淡水化やゴミ処理などの環境技術の研修のため、１３口１７年度の５年間に
年間約８００人の中国人公務員を約３週間ずつ順次受け入れる計画だった。しかし、
沖縄県・尖閣諸島を巡る日中関係の悪化を理由に今月１８日、来年度の受け入れ中止を決めて
中国政府に伝えた。
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