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国土海洋部（省に相当）は17日、韓国全土の8月の住宅取引件数が4万7886件となり、
前年同月に比べ34.6％減少したと発表した。
先月（5万6799件）と比べても15.7％減少した。
2006年の調査開始以来、8月としては最低となった。
首都圏は前年同月比37.9％減の1万7277件だった。
特にソウル市の江南3区（江南・瑞草・松坡）の取引件数は663件で、
前年同月（1392件）の半分にも満たなかった。
地方は3万589件で前年同月の67.5％の水準にとどまった。
8月は夏休みシーズンで季節的な非需要期に当たる上、
住宅市場の低迷が長期化し、購入需要者の心理が影響を受けたとみられる。
住宅取引の減少に伴い、マンションの成約価格も下落している。
ソウル江南地区では再開発団地で販売が低迷しており、
京畿道の一部では中型・大型のマンション物件が値下がりした。
ソウル江南区大峙洞のマンション「銀馬アパート」の面積77平方メートルの物件は、
7月には最高で8億ウォン（約5640万円）で取引されたが、
8月の最高価格は7億9000万ウォン（約5570万円）に下落した。
京畿道城南市盆唐区の「示範サムスンアパート」の133平方メートルの物件は、
昨年末に7億2000万ウォン（約5080万円）で取引されたが、
先月の成約価格は6億6500万ウォン（約4690万円）だった。
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