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韓国による竹島の不法占拠が続いているが、韓国人にかかれば、
領土ばかりか「相撲」から「歌舞伎」「寿司」「秋田犬」まで、何もかも韓国のものとされてしまう。
ネット上では、彼らが自分たちのことを「ウリ(我々)」と呼ぶことから、
日本文化を「韓国発祥」としてしまう主張は“ウリジナル”活動と揶揄されているが、
それもエスカレートする一方だ。彼らのウリジナル活動を報告する。
日本統治時代に空手を学んだ崔泓熙によって創出されたテコンドーは、現在、世界テコンドー連盟が
歴史から崔の名前を抹消することで「空手はテコンドーが起源」と主張している。
同様に、いま本家の座を狙われているのが「剣道」だ。韓国では剣道はコムド(剣道の韓国語読み)と呼ばれ、
多数のコムド団体が存在するが、多くは「剣道は韓国が発祥」と標榜している。
『捏造、剽窃、なりすましで嗤われる韓国』(オークラ出版刊)の著者の一人、あきはばらなおき氏は語る。
「歴史的に見て、朝鮮半島では中国やモンゴルから伝わった両刃の剣が主流であり、
片刃の所作を基礎にした剣道は日本統治時代に伝わったもの。しかし、最近では高句麗起源を主張する
海東剣道という組織が海外で勢力を伸ばし、剣道は韓国起源という嘘をばら撒いています」
毎年フランス・パリで開催される「ジャパンエキスポ」では、昨年、海東剣道が出展を企画したため、
日本の外務省が抗議して中止させた。
しかし、笑ってばかりはいられない。放置していると島でさえ奪う国である。
海東剣道は世界剣道連盟なるものを設立し、コムドの五輪競技化を狙っている。
そのうち、「剣道はコムドから生まれ、“侍”“忍者”“刀”も韓国発祥だ」とする妄言が世界に広まる可能性すらある。
“ウリジナル”の触手は、年中行事や祭りにまで及ぶ。中国起源の「端午の節句」は、
韓国が2005年に「江陵端午祭(端午の節句)」としてユネスコの「人類の無形文化遺産の代表的な一覧表」に申請し、
認定を受けた。本家・中国は激怒したが、韓国は我関せず。今年3月には「燃灯会」という行事をユネスコに申請した。
燃灯会とは山車型の大型灯籠を引く祭りで、新羅時代から続く仏教法会とされているが、
大型灯籠を使い始めたのはほんの15年ほど前である。
詳しい申請内容は明らかになっていないが、韓国の燃灯会が「人類の無形文化遺産」としてユネスコに認定されれば、
これまでの彼らのパターンから考えると、大型灯籠をめぐって“本家争い”が生じる恐れがある。
それが長じて“青森ねぶたの発祥は韓国”という主張が出てきかねないのだ。
一連の“ウリジナル”主張は、五輪競技採用やユネスコ登録など国際的権威を利用して“本家”を脅かすという
手の込んだ手法に変わりつつある。注意すべきは、こうした「捏造」が領土や歴史問題と同じ動機から発している点だ。
韓国では、12月に大統領選挙が控えている。国内の批判をかわし、支持率を上げるために
歴史問題を蒸し返して日本叩きをするのは、韓国の政権末期に見られる恒例行事ではある。
それに乗せられる韓国国民も相変わらずだ。
彼の国が真の先進国になるためには、国際社会で認められる良識と“作法”が必要だ。
その“不作法”を正してやることも隣国の務めではないか。
NEWSポストセブン|相撲、歌舞伎、寿司も“ウリジナル” ねぶたが狙われる恐れも
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