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ベルギー・アントワープ(Antwerp)の北25キロにあるドール(Doel)原発
ベルギーの原子力検査庁(AFCN)は8日、
原子力発電所の定期検査で原子炉容器にひびが入っている可能性があることが判明したことを受け、
8月末まで稼働を停止すると発表した。
AFCN幹部は10日、この原発の再稼働について「懐疑的」との見解を示した。
ひびとみられる異常が見つかったのはアントワープの北25キロにあるドール原発3号機。
AFCNによれば6月に実施した定期点検で炉心を覆っている原子炉容器に
複数のひびが入っている可能性があることが分かった。
同国の仏語日刊紙ルソワールは、長さ15~20ミリのひびが1か所見つかったと報じている。
同紙の報道を否定する情報は今のところ出ていない。
AFCNトップのWilly de Roovere氏は公共ラジオ局RTBFに対し、
「私の見解が間違っている可能性はある」と断った上で、
ドール原発3号機の再開については「今のところ非常に懐疑的だ」と語った。
AFCNはひびの修理は「実質的に不可能」とみている。
また、原子炉容器の交換は非常に強い放射線にさらされる危険があるため、
これまでどの原子炉でも試みられたことがない。
AFCNは「最悪の場合」の選択肢として同原発の恒久停止についても検討している。
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