12/08/05 10:09:46.56 0
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4日にあった「セミ会」で、捕ったセミやバッタをのせたカナッペを試食する内山さん(中央)と参加者の女性たち
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「セミ会」で捕ったセミやバッタをのせたカナッペを試食する参加者
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「セミ会」で捕ったばかりのセミの幼虫を薫製に調理した参加者。おいしいと評判だった
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サクラケムシを桜餅の中のあんに入れ、香りを楽しむ「桜毛虫の桜葉巻き」
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フリーズドライにしたセミの幼虫(手前右)を蜂蜜とチョコでコーティングしたセミクランチチョコ
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4日に開かれた「セミ会」で食材のセミが捕れ、喜ぶ参加者。若い女性の参加も多い
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4日に開かれた「セミ会」。日が沈んだ後に地面から出てきたセミの幼虫を捕る参加者ら
「みんなちがって、みんないい」。
金子みすゞの詩にあるように、いろんな人がいるから世の中はおもしろい。人間の営みは多様なものだ。
そう言ってはみたものの、「昆虫食」が人気だと聞くと、さすがに驚いた。
女子会まで開かれたという。愛好家の話を聞き、実際に食べてみた。
「夏はセミがいちばん。秋にはバッタが旬を迎えます」。
昆虫料理研究家を名乗る内山昭一さん(61)はこともなげに言う。
都内で昆虫を食べるイベントを続けて14年。愛好家は徐々に広がっているという。
内山さんは出版会社員。
47歳のとき、都内で開かれた「食用昆虫展」で、
世界では昆虫を食用にしている実態を知り、興味をもった。
翌年、友人と多摩川でトノサマバッタを捕り、その場で揚げて食べたところ、
虫取りの楽しさと、エビのような香ばしいおいしさにはまったという。
それ以来、杉並区の飲食店で虫を食べる会を主宰している。
2008年には虫料理の本も出版。200種のレシピを持つ。
このほど、「虫菓子を食べる女子会」を催したところ、20~30代の女性15人が集まった。
パティシエが用意したのは、雷おこしの落花生の代わりにセミの幼虫を使った「セミ鳴りおこし」、
孵化(ふか)直後に乾燥させたカマキリをちりばめた「綿菓子のカマキリちらし」など5種類。
メニューを見るだけで、一抹の不安を覚える。
参加者の約半数が虫を食べるのは初体験。
参加した会社員(34)は
「内心、食べるのは嫌だと思っていたけど、これも経験と思って」。
サクラケムシの桜葉巻きを口に運んだ。
それ、毛虫の姿そのまんまですね……。
「口の中でプチプチ感とチクチク感が広がる。『あ、虫だ』って感触」
1度食べたら自信がついたといい、ほかの菓子にも手をのばした。
隣では、子連れの会社員(29)が
「コガネムシの砂糖がけがおいしい。キャラメルナッツタルトとかも虫の香ばしさに合いそう」。
笑顔でそう言われても……。聞けば、虫食い歴10年という。
「最初は自分の中の固定観念をとろうと参加したんです。ええ、夫も理解してくれています」
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