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青少年暴行など前科21犯を持つ男（55）が、
小中高校生を連れて韓国国内を巡る遠征プログラムを実施し、
参加者に暴行やわいせつ行為を加える事件が発生した。
韓国少年探検隊の総隊長を名乗るこの男は、
自身のホームページで遠征に参加する小中高校生56人を募り、
先月26日に鬱陵島と独島（日本名：竹島）、
江原道、仁川市、ソウル市を回る日程のプログラムを開始した。
プログラムは8月15日まで続く予定だったが、わずか5日で終了した。
子どもたちが先月30日、鬱陵島から江原道・墨湖港に向かう旅客船で、
乗務員の手を借りて警察に通報し、男の元を「脱出」したためだ。
警察によると、男は鬱陵島と独島を訪れた際、
14歳、15歳、17歳の少女3人の胸や脇を触るなど、
わいせつ行為を繰り返した疑いが持たれている。
また、15歳の少女1人と男子生徒3人の計4人を暴行した疑いもあるという。
男は1980年から30年余りにわたりこうしたイベントを開催し、
これまでに計1万人の青少年を引率した。
2005年1月には、韓国最南端の済州道・馬羅島から北朝鮮に近い
京畿道・臨津閣まで568キロの徒歩ツアーを実施し、
参加した青少年を暴行した罪で懲役1年2月の実刑判決を受けた。
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