12/07/02 12:38:28.96 0
ハングルと推定される文字が3000年前に使われていたとの見解を韓国の専門家が示している。
周易研究家のイ・チャング博士が新刊著書「トン(金の意)」の中で、
「古代中国の貨幣である尖首刀から、ハングルとみられる二つの文字『トン』『ノ』を見つけた」
と記した。
尖首刀は、刀の形状を模した青銅の貨幣のうち、先が尖ったもので、
中国の春秋時代中期または末期に鋳造、流通したといわれている。
イ博士は、19世紀の中国古代貨幣研究家・李佐賢の著書「続泉匯」に
「トン」の文字が刻まれた尖首刀の拓本が、
中国書籍「燕下都東周貨幣聚珍」と「中国銭幣大辞典」には
「ノ」が刻まれた尖首刀の拓本が掲載されていると説明。
李佐賢、呉良宝ら中国の学者は、この二つの文字を判別できない文字に分類したという。
イ博士は「漢字でないとすればハングルと見なすべき」と主張した。
これらハングルが刻まれた尖首刀は、3600年ほど前に遼河下流西方の孤竹国で鋳造されたものと推定。
高麗時代の史書「三国遺事」は高句麗を孤竹国の伝統を継承した国としていると指摘し、
「ハングルは今から少なくとも3000年前から孤竹国一帯で使われていたといえる」
と主張した。
さらに、
「世宗大王が制定した訓民正音(ハングルの古称。
また、ハングルについて解説した書物)の序文には昔の文字を模倣したという内容がある。
すでに先祖が使っていた文字があったことを告白したものと思われる」
と述べた。
ハングルはほかの国の文字をまねたという説もあるが、
ハングルは自分たちの昔の文字をよみがえらせたものだと力説している。
URLリンク(japanese.yonhapnews.co.kr)