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頭上から排泄物…裁判所「可能性ある世帯すべてに責任」=上海
上海市浦東区に住む李さんは1月3日、ひどい目にあった。集合住宅のそばを歩いていると、肩に何か当たった。
紙にくるんだ大きな排泄物だった。李さんは激怒したが、部屋から投げ捨てたと思われる4世帯の住人はいずれも否定。
4世帯全部を相手に賠償を求める訴訟を起こしたところ、裁判所は世帯主4人全員に、
損賠賠償の責任があるとする判決を言いわたした。中国新聞社が報じた。
李さんによると1月3日の夕方、息子を連れて路地を歩いていた。「バシャッ」という音がして、
何かが肩に落ちてきたのを感じた。見ると紙に包んだ排泄物で、落下した衝撃ではじけて、着用していた
ダウンジャケットなどにも飛び散っていた。
李さんによると驚きのあまり呆然として、十数分は立ちすくんでいたという。われに返って、5時53分に警察に通報。
到着した警察官は現場の状況を調べた。午後7時ごろ、着替えをした李さんは集合住宅の居民委員会に被害を訴えた。
委員会スタッフは、同建物の301、401、501、601号室のいずれかから投げ落とされたとの見方を示した。
しかし、該当する部屋の住人はいずれも否定した。
怒りのおさまらない李さんは、「衣服がだめになり、ショックで何日も眠れなかった」として、
世帯主4人全員を相手に衣服代900元と慰謝料9000元の計9900元(約12万2700日本円)の支払いを求める訴訟を起こした。
裁判所はこのほど、衣服について「汚れた部分はそれほど大きくなく、洗濯すれば使用が可能」と判断して、
訴えられた世帯主それぞれに対して洗濯代としてそれぞれ150元ずつ、計600元(約7440日本円)の支払いを命じた。
慰謝料については李さんの訴えを認めなかった。(編集担当:如月隼人)
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