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「食物連鎖の下の人」ほどネットを利用 米で研究発表
■貧困層ほどネットにはまる
富裕層に比べ、貧困層の子どもほどゲームやソーシャルネットワークなどの利用に時間を浪費している。
こんな調査結果が5月29日の「New York Times」に掲載された。
■デジタルデバイス普及の国策が裏目に
米国では貧困層でもデジタルデバイスの扱いを習得できるよう、補助金を支給してパソコンなどの普及を図ってきた。
その成果として、生活が厳しい貧困家庭でも、ラップトップパソコンのほかに、Xbox360やWii、スマートフォンなどを所持している。
子どもたちも利用しているが、貧困家庭では利用法についての教育が行き届かない傾向が強く、
子どもたちはほとんどの場合、娯楽に利用している。
■富裕層と貧困層の格差拡大
カイザー・ファミリー財団が2010年に発表した調査結果によると、親が大卒以上の家庭に比べ、それ以外の家庭では、
子どものデジタルデバイス利用時間が約90分長かったという。
1999年に行われた同様の調査では、その差は16分にとどまっており、10年ほどでその差が5倍以上にふくらんだことになる。
主にゲームやソーシャルネットワークを楽しむために利用されており、時間を浪費することから、貧困層に学力の低下をもたらしている。
■止められないSNS欲
FacebookやTwitterなど、ソーシャルネットワークを利用したい、という欲求は現代人の欲求の中でも、かなり上位にあげられる。
アルコールやたばこ以上、との研究報告もあり、子どもたちが自身で規制することは難しい。教養と時間的な余裕を持つ親が、
子どもたちのデジタルデバイス利用を制限できるのに対し、貧困層では野放しになってしまう状況が、調査結果から読み取れる。
日本でも、ようやくコンプガチャの自主規制がなされたが、国力の維持を憂うなら、SNSなどのさらなる規制を検討すべきだろう。
そーす GRENDA
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