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岸氏「財務省は説明上手。徹底した男芸者として訓練されてる。そこで1週間も局長に取り囲まれると野田のような増税マシンの出来上がり」 - 暇つぶし2ch1:FinalFinanceφ ★
12/05/08 01:35:27.73 0
今国会での消費税増税法案成立に「政治生命をかける」と明言している野田佳彦首相。
先月26日には衆議院本会議で「社会保障と税の一体改革」に関連する法案を扱う
特別委員会の設置が議決され、いよいよ連休が明けた今週から審議が本格化する。

今後増え続ける一方の社会保障費を賄う政策として、消費税の増税しか目に入らない野田首相。
この異様なまでの増税へのこだわりは、いつから始まったのだろうか。
元経産官僚で慶應義塾大学大学院教授の岸博幸氏によると、つい数年前のことだという。

「野田さんはいつから増税を言いだしたか。
彼は当選以来、増税なんて言ったことはなく、むしろ行政改革を強く打ち出していました。
それが2009年に財務副大臣になると、突然、増税至上主義者になってしまった」(岸氏)

2009年8月15日の街頭演説で野田首相は、
「シロアリを退治して、天下り法人をなくして、天下りをなくす。
そこから始めなければ、消費税を引き上げる話はおかしいんです」
と、当時の政権与党であった自民党の政策を批判する演説をしている。
だが、直後の同年9月に民主党が政権を獲得、鳩山内閣が発足すると、野田首相は財務副大臣に就任。
そして突如、増税推進派になってしまったのだ。

 その理由について、岸氏はこう続ける。

「それは財務省が当たり前のことをした結果にほかなりません。
当たり前のこととは、よく言えば役所の政策を理解していただくこと、
悪い言葉で言えば“洗脳”です」

財務副大臣に就任したら、まずは財務省の仕事、および方針を理解しなければならない。
財務にそれほど強くなかった野田首相が、財務省の官僚たちに教えを請うのは当然の流れだろう。

「大臣や副大臣となって役所に入ってきた政治家には、所管事項説明と称し、
役所がどういうことをしているのかの説明をします。そういう場で政治家を洗脳するわけです。
基本的に政治家は個人商店のようなものなので、ひとりで役所に入って、
そこで1週間も役所の局長に取り囲まれて説明を受けると、
政治家としてよほど政策に関する知識や強い主張がなければ、その立場になってしまう。
野田さんのような増税マシンの出来上がりです」(岸氏)

とはいえ、個性の強い政治家を、そんな簡単に洗脳することなどできるのだろうか。

「財務省は説明が上手です。ほかの役所よりはるかにうまい。徹底して男芸者になります。
政治家の先生は偉そうに話すわけですが、それに対して『先生、ごもっともです』とうまく取り入るのです。
また、財務省は根回しのペースも頻繁です。一度で終わるのではなく定期的に行なう。
そういう面で訓練されています」(岸氏)

増税論者になって、実はまだ3年足らずの野田首相。
“洗脳”が解けたとき、「政治生命をかける」と言ってしまったことを後悔しなければいいが。
URLリンク(news.livedoor.com)



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