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中国のネットユーザーとよく激しい議論になる、中国でも有名な日本の
インターネット掲示板「2ちゃんねる」は1999年5月に立ち上げられた。
近年は右翼による書き込みが急増し、日本の右翼勢力の「インターネット上の根拠地」となりつつある。
東京都警視庁が同掲示板に対して調査を行ったところ、
この半年で、薬物などに関する違法情報が3026件にのぼり、情況は悪化の一途をたどっている。
データでみると、この日本最大の右翼掲示板は実際より多くの犯罪の片棒を担ぎ、
日本の右翼や犯罪勢力の温床となっている。
なぜそうなったのか?
同掲示板のイデオロギーや暴力団との関係、メンバー構成から原因を探れるかもしれない。
(1)イデオロギー
右翼の「2ちゃんねる」は日本の法律をまったく気にしていない。
右翼勢力は一貫して「皇国史観」や「種族優秀論」を吹聴し、弱肉強食の強権主義を励行し、
侵略や征服による日本の国際的地位の確立を主張している。
こうしたイデオロギーが日本の現法律に相容れない事は明らかで。
現法律の枠組み突破を彼らは第一の目標としている。
同掲示板の右翼メンバーの目には、多くの法律はじゃまなもので、
彼らの法律を遵守させることははかない願いでしかない。
(2)暴力団との関係
同掲示板はさまざまな暴力団と関係している。
右翼勢力の一部は暴力団から転化しており、「行動右翼」と呼ばれる。
「行動右翼」には右翼思想を持つ日本の暴力団も含まれる。
「行動右翼」は政府が従来の犯罪撲滅に力を入れる中、その視線をインターネットに向け、
掲示板で右翼思想を吹聴すると同時に、商売も行っている。
(3)メンバー構成
「2ちゃんねる」のメンバーは偏った過激な思想を持つ日本の若者と右翼暴力団員が中心で、
暴力団員は若者が熱くなりやすいのを利用して、彼らを犯罪の道に走らせている。
今回日本の警察当局の調べで、一部右翼団体が「愛国主義」と「民族主義」の旗印を打ち立て、
掲示板を通じて過激な考えを持つ若者を取り込み、巨大な右翼勢力のネットワークをつくっていることがわかった。
また、「2ちゃんねる」のメンバーには掲示板上で犯罪活動を行い、
右翼勢力のために資金集めしている者もいるという。
今世界でインターネットが急成長している。
日本の右翼勢力と犯罪分子がこの甘い汁を見逃すはずがない。
インターネット掲示板を通じて金銭を不当に騙し取り、勢力を拡大する日本の右翼の新たなやり口に
日本社会は警戒すべきだ。
URLリンク(japanese.china.org.cn)