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宮城教育大は18日、昨年度に指導した当時の女子学生(20歳代)にセクハラをしたとして、
同大教育学部の男性准教授(30歳代)を出勤停止1か月の懲戒処分にした。
同大によると、准教授は昨年4~9月、2人で研究調査旅行に出かけた際、
「1部屋しか確保できない」と同じ布団での宿泊を強要したほか、
野外調査で岩場や川を歩く際、手をつないだり抱きかかえたりしたという。
女子学生は昨年9月に同大に相談し、セクハラが発覚。
指導教員を別の教員に替えて卒業した。
准教授は同大の調べに
「セクハラとは思わなかった。訴えられた今は自分に落ち度があると反省している」
と話しているという。
見上一幸学長は
「被害者と保護者に心からおわびするとともに、再び起こさないよう教職員の意識向上を図る」
とコメントした。
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