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「信じてる」「翼広げ」「そばにいて」……。あれ、このフレーズ、どこかで聞いたような。
最近、紋切り型のJポップ歌詞が増えている気がしませんか?
先月、都内であった芸人マキタスポーツさんのライブ。尾崎豊「15の夜」風の曲に乗せ、
バイクを盗まれた男の悲哀を熱唱すると、観客席に爆笑が起こった。
そんなマキタさんの自信作が、昨年発売した「十年目のプロポーズ」だ。
「強がりや 弱虫も 僕が全部 受け止めるから/大丈夫だから さあ 翼広げよう」
長年の研究で突き止めた「ヒット曲の法則」を元に、「キセキ」「桜舞い散る」
「扉を叩(たた)こう」など、Jポップの定番フレーズを随所にちりばめた。
法則が的中したのか、曲は配信ランキングの上位に。マキタさんは「皮肉半分、
からかい半分。手品の種明かしのようなものですね。表現者の手の内を知り、監視するような
目つきで見た方がいい」と語る。
ネット上には「翼広げ過ぎ」「瞳閉じ過ぎ」と、紋切り型歌詞への批判が渦巻く。
「今度いつ会えるかな」「胸が痛いよ」といった、ありふれたフレーズ満載の歌詞が自動的に
生成される「J―POPジェネレータ」なるサイトが評判を呼んだこともある。
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