12/03/15 23:41:55.08 0
3億年前の森に続き、今度は新種の人類の化石ですってよ! どうなっちゃってんでしょうね、中国!
と言っても元々は1979年に中国広西チワン族自治区で出土した化石なのですが、やっと重い腰をあげて初めて
徹底調査を行なってみたところ、な~んと以下のような尋常ならざる特徴をもつ種であることがわかったのです。
・骨が太い
・おでこの突起が超目立つ
・背がとても低い
・顔がノッペリ平ら
・人間特有のアゴがない
「つまり、人間の進化の系統樹のどの種とも解剖学的に違うのだ」
と、研究員ダレン・カーノー(Darren Curnoe)氏はニュー・サイエンティストに語っています。ひぇ~。
しかもこれだけの違いがあるにも関わらず、この新種、やることは他の人類といろんな面で似てるんですね。
発見の詳細はPLoS Oneに載ってるのですが、例えば、洞穴の中で大きな鹿を調理した痕跡も見つかっており、
類人猿とは明らかに違うわけですよ。この新種が我々の系統樹にどう収まるのか、もっと細かい情報が欲しい
ところですが、ディテールには若干曖昧なところも...。
ひとつ仮説として考えられるのは、我々の種と並行して進化した進化系統なのではないか、ということですね。
ネアンデルタール人のように。あとひとつ言われているのは、シベリアに生息したデニソヴァン(Denisovan)人の
子孫ではないか、という説。
DNA検査をやればその辺の答えがわかり、我々と実際どれぐらい近い関係なのかも解明するやもしれませんね。
ソース:ギズモードジャパン
URLリンク(www.gizmodo.jp)