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投資顧問会社「AIJ投資顧問」(東京・中央区)の年金消失問題で、
旧社会保険庁のOBがAIJの契約に深くかかわっていたことがわかった。
この旧社会保険庁のOBは、AIJが全国各地で開催した年金運用のセミナーで講演し、
1年間に約600万円のコンサルタント料を受け取っていたという。
OBは日本テレビの取材に対して、
「年金基金の担当者にはAIJの投資方法が優れていると紹介した」
と述べて、
AIJとの契約を勧めたことを認めた。
一方、AIJに運用を委託したとして厚労省が公表した36の年金基金のうち、
少なくとも17団体に厚労省や旧社会保険庁のOBが天下りしていることが日本テレビの調べでわかった。
こうしたOB同士の信頼関係でAIJとの契約が広まったとみられる。
URLリンク(www.news24.jp)
企業年金運用会社のAIJ投資顧問(東京)が
顧客の預かり資産約2千億円の大半を消失させた問題で、
旧社会保険庁(現・日本年金機構)OBが複数の年金基金の幹部に、
AIJに資金の運用を委託するよう勧めていたことが2日、このOBへの取材で分かった。
AIJは、OBが運営するコンサルタント会社に資本金の半分を出資。
社員を派遣し給与も支払っており、密接な関係にあった。
同庁の幹部23人が、1999年8月~2010年9月までの約11年間で、
全国の厚生年金基金の常務理事などに天下りしていたことも判明、
同庁OBのネットワークでAIJによる被害が拡大した可能性が出てきた。
URLリンク(www.47news.jp)