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「韓流」が消費を動かし始めた
コスメ77億5千万円、マッコリ100万ケース…
ライター 桑畑優香
東京都内在住の40代の主婦。お気に入りは、「カタツムリに、真珠」。さらに、
「最近は毒ヘビも気になっています」
何かの謎解きのようだが、韓流ファンなら、ピンとくるのではないか。カタツムリの粘液をつかったクリー
ムに真珠成分配合のシートマスク。そして、しわ伸ばしに効果大とされる、ヘビの毒に似た成分を取り入れたク
リーム。日本で人気の韓国コスメのラインアップだ。
彼女は「冬のソナタ」でペ・ヨンジュンに心を奪われて以来の韓流ファン。2年ほど前に新大久保に遊びに
行ったとき、「韓流スターも使っている」というポップに惹かれ、韓国製のシートマスクを手に取った。
「ドラマの中できれいな女優さんがパックをしているシーンを見て、気になって」
欧米のものに比べて香りがやわらかいことやプルプルのジェル感が心地よく、いまでは、スキンケア用品は
すべて韓国製。
「いつか自分もテレビで見た女優さんみたいになれるかなって」
「冬のソナタ」が冒頭の主婦をはじめ、主に40代以上の女性を巻き込んで韓流ブームを巻き起こしたのが2004
年。数年の停滞期を乗り越え、「ブームはいつ終焉を迎えるのか」という危惧は杞憂に終わった。
「韓流」は、04年から06年にかけて、NHKBSや総合で放送された「宮廷女官チャングムの誓い」が火をつ
けた歴史ドラマ人気で中年以上の男性を取り込み、10年以降のK-POP人気で10代、20代の若者をも引き入れた。
そしていま、「消費」を大きく動かし始めている。 売り上げを伸ばしている韓国製品の代表が化粧品だ。富
士経済の調べによると、05年の日本における韓国コスメの販売実績は4億5千万円。それが12年には77億5千万
円になると予測されており、7年間で実に15倍以上伸びている―。
:URLリンク(www.aera-net.jp)