12/02/20 03:31:14.29 0
TBSのひるおびでは、厚生労働省担当というTBSの記者が頓珍漢なことを言っていた。
「今の年金も掛け捨てですよ。年金支給日までに死亡すれば年金はもらえない。そういう意味では掛け捨てです。」
と仰天である。議論ということを知らないのだろうか。
「掛け捨て」という言葉遊びをしている。
維新八策の新年金制度だって、支給開始日前に死亡すれば年金をもらえない。
この点は現在の年金制度だって同じ。
この点を捉えて掛け捨てと言っているのではない。
資産がある人には年金を支給しませんよという意味で掛け捨てなのである。
現在の年金は資産があっても支給される。
TBSの女性記者は、維新八策の新年金制度が、どの部分で掛け捨てなのかを押さえることなく、
現行年金制度も支給日前に死亡すれば支給されないので掛け捨てだと、勝手な掛け捨てを主張していた。
それは掛け捨てとは言わないんですよ。
このような記者が厚生労働担当で年金担当と言うのだから頭が痛い。
まず相手が主張していることを正確に理解すると言う
当り前のことができない記者がテレビで堂々と解説しているんだから。
でもこうやって一つ一つ反論していく。
維新八策の掛け捨て年金の意味は、資産を持っている人には支給しないと言う意味であり、
支給開始前に死亡すれば支給しないという意味ではない。
北海道大学の現場を知らず、現実の政治行政には何の役にも立たない教授グループとは違い、
官僚として仕事をしそして研究もしている中野剛志の主張は具体的である。
TPPについて、そして経済政策について僕とは全く考えが異なりそうだ。
僕は学者じゃないから知識論争をするつもりはない。
大きな方向性、考え方について、中野氏と討論したいものだ。
なぜ僕がTPPにこだわるか、デフレ下でも競争にこだわるか、中野氏にぶつけてみたい。
価値観、哲学が180度異なるであろう。
しかし役立たずの学者連中と違って、
同年代でもある氏との議論では建設的なものが生まれると感じている。
TPP賛成論者も、単純な貿易黒字拡大の主張ではダメでしょう。
10年で2.7兆円というのは効果があるのかないのかいまいち良く分からない。
僕は貿易黒字の拡大を期待してTPPに賛成しているわけではない。
まあこの辺は自分なりの経済政策論ですが、
自分の考えのどこに不備があるのか勉強中です。
国際収支については、単純な貿易収支の黒字額ではなく、質を変えることが必要。
高付加価値の輸出に変えないと額は落ちて行く。
むしろ所得収支、サービス収支の黒字を狙っていくべきだ。
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