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2012年2月、長江下流の江蘇省鎮江市で水が異臭を発する汚染事件が起きた。
中国当局は原因とみられる韓国籍貨物船を拘置し、調査を進めている。
不安に駆られた市民はミネラルウォーターを大量購入している。
11日、環球時報が伝えた。
3日、鎮江市で水道水の異臭が確認された。調査を進めた結果、水源である
長江の水がフェノール(石炭酸)に汚染されていることが確認された。当時、
付近に停泊していた韓国籍貨物船が原因とみられている。バルブが正しく
閉められておらず、フェノールが流出したという。
一方、貨物船を所有する船舶会社は流出の事実はなかったと否定。
在上海韓国総領事館も、「中国政府は客観的かつ公正に事件に対応してほしい」
との声明を発表した。
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