12/02/06 13:42:37.33 0
古川元久経済財政担当相は6日午前の参院予算委員会で、
最近の円高に関連して、自国通貨安で各国が競争力を高めることは「不公正」だと指摘した。
同時に、政府は日銀と緊密な連携を保って行動しているとも述べた。
自民党の礒崎陽輔氏への答弁。
経済相は最近の円高について
「世界的に円以外の通貨に対する信用が落ちて、
円が決して状況から見たら強くなるはずはないのに、
ユーロやドルの価値が下がり、結果的に円が高くなっている」
と現状を説明。
一方で、他国が通貨安を自国景気の回復などに
「利用しようとする動きもないわけではない」
と指摘した上で、
1月にスイスで行われた世界経済フォーラム年次総会(ダボス会議)で
「自国通貨を安くして競争力を高めようとするような、
不公正な競争状況の強化を図るべきではない。
公正でフェアな競争をしないといけない」
と主張したことを披露。
「日本政府としても(そうした国に)しっかり言っていきたい」
と述べた。
日銀との連携に関しては
「密接な連携を行って、財政金融両面から、デフレ脱却に向けて全力を挙げている」
と表明。
「随時、意見や情報を交換をして、1日も早くデフレから脱却しないといけないとの認識を共有し、
それぞれの立場でしっかりやるべきことをやる。
連絡を密にして情報交換し、意志を合わせて行動している」
と述べた。
URLリンク(jp.reuters.com)