「デフレ下の緊縮財政」延々と間違い続けてきた日本政府、国民も「財政再建とは政府の借金を返済すること」と勘違いat DQNPLUS
「デフレ下の緊縮財政」延々と間違い続けてきた日本政府、国民も「財政再建とは政府の借金を返済すること」と勘違い - 暇つぶし2ch1:FinalFinanceφ ★
12/02/01 18:43:49.35 0
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
主要国政府負責総額の推移


日本国民の多くが理解していないが、家計や企業の経済と、国家の経済は全く異なる概念になる。
具体的には、フロー(所得)面が異なる。
例えば、企業にとってのフローは損益計算書だが、国家の場合はGDP(国内総生産)になる。

企業が費用を削減すると、最終的な所得である純利益は増える。
これに対し、国家の中央政府が支出を削り、増税し、借金を返済すると、
国家全体の所得であるGDPは縮小する。
結果、GDPから政府に分配された所得である税収も減る。

GDP拡大を抑制すべきインフレ期にはともかく、
デフレ期に政府は緊縮財政(増税、政府支出削減)をむやみに強行してはならない。
国家の所得の総計であるGDPがマイナス成長になり、政府の税収が減り、財政が悪化してしまうからだ。

日本政府は延々と間違いを続けてきたが、IMF(国際通貨基金)も同じだ。
IMFは財政破綻(対外負債のデフォルト)した国に乗り込み、
緊縮財政を強要し、状況を悪化させることを続けてきた。
過去の多くの失敗を受け、ついに先日、IMFは「デフレ期の緊縮財政はNO!」という、当たり前の路線に転換したのである。

2011年12月21日。
IMFの調査局長であるオリビエ・ブランシャール氏は
「財政再建とは、メルケル独首相が言うように『スプリント種目』ではなく『マラソン競技』であるべきだ。
債務を適切な水準に戻すまでには優に20年以上かかるだろう」
と語り、性急な財政健全化路線への警鐘を鳴らした。

さらに、IMFは今月24日に公表したリポートで
「財政再建は、産出量(GDPのこと)と雇用を適度に増大できるペースで行うのが理想的」
と書いている。
すなわち、財政再建を実施する際には、産出量や雇用がマイナス成長にならないように注意すべき、
と言っているわけだ。

GDPがマイナス成長になると、政府の税収が減り、財政状況はかえって悪化するわけだから、当たり前である。
IMFは「財政再建」について「政府の負債対GDP比率の改善(低下)」と明確に定義している。

日本国民の多くは、財政再建を「政府の借金を返済すること」と理解しているように思えるが、そうではない。
何しろ、主要国で政府の負債が中期的に減っている国はない。
もっと言えば、日本政府の負債は主要国と比べて、特に速いペースで増えているわけではないのだ(むしろ遅い)。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)

関連スレ
「財政健全化」のために増税したり公共事業を減らすと財政はもっと悪化するデフレの罠
スレリンク(dqnplus板)
消費税を上げるとやはり税収は減ることが判明
スレリンク(dqnplus板)
野田「経済状況、好転してもしなくても消費税引き上げる」
スレリンク(dqnplus板)
せっかく好転し始めた日本経済が、97年橋本増税でパーになった事を野田首相は何一つ知らないようだ
スレリンク(dqnplus板)
ギリシャ、やはり緊縮財政のせいで財政赤字が拡大していた
スレリンク(dqnplus板)



レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch