12/01/23 21:15:21.72 0
どれだけ正直に作ることができるか、が今の課題。
─たとえば「トイレの神様」で言うなら、植村さんがおばあちゃんのことを想っているからこそ、おばあちゃ
んも植村さんのことを想っているからこそ、の関係性から生まれる2人の思いやりにみんなが感動しました。あ
れだけ長い尺の曲でありながら、そこがしっかり楽曲に落とし込められたからちゃんと届いている。書きたかっ
たこと、それがどれだけ研ぎ澄まされているか、ということですよね。
うん、そうですね。それは、ホンマにそうやと思うんで。私は、自分がホンマにいいと思ったもの、自分にも周
りにも嘘のない曲を作り続けるしかないんですよね。いいか悪いかは聴き手が決めてくれることなんで。だから、
今はいい曲を作りたいという想いはまったくなくて。どれだけ正直に作れるかが自分の中の課題。いいメッセー
ジを入れようとか、いいこと言おうとか、そういうことじゃなくて。
─その感情が研ぎ澄まされるほど普遍的なものとなって、聴き手の世代を超えていく。今回のアルバムって、
小学生や中学生が聴いてもグッと伝わるものになっていて。もちろん、同世代から高齢の方々にも。
あぁ、ありがとうございます。とにかくシンプルに。シンプルは私のテーマなんで。サウンドも楽曲も、伝えた
いこともシンプルに。私自身が単純な人間なんで(笑)。そのまま単純さを表現しているというか。
─デビュー曲以来、久々に組んだプロデューサーの亀田誠治さんはそのあたり、天才的ですからね。アーティ
ストが想っていることをどう伝えるか、魅せるかに富んだサウンド・ディレクションは。
ホントに! 卓越してると思います。デビュー曲は思うような結果は出なかったけど、私の中ではリベンジの気
持ちもあったので。
─「トイレの神様」の大ヒットと社会現象って、これまでの音楽史を見ても、越えていくには相当大きな壁だ
と思うんですが、今回のアルバムを聴いてると、あぁ、越えたなぁと思いました。
ですよね? 私も、越えられたなぁと思います(笑)。あとはもう、自分がいいと思っていても結果が出なかっ
たら、それは楽曲にチカラがないんだって。だって、良ければみんなが聴いてくれるってことは、「トイレの神
様」で証明されているから。もちろんビジネスだから、いろんなやり方はあるですけど、一番は楽曲なんで。聴
くキッカケをレコード会社や事務所に作ってもらうことは大事ですけど、いい曲を作れば届くはずなので。つま
りは楽曲のチカラがあるかないか、だと思います。
─期待できると思います、このアルバムは。で、最後に言うのもなんですが、髪バッサリいきましたね。
ですね。すごく自分らしいアルバムが出来たから、ジャケットもそうしたいなって。私、もともと髪は短いのが
好きで、自分にも合ってるなと思っていて。ずっと長かったんですけど、ジャケット撮影のときに自分でバッサ
リ切ったんです。このアルバムで自分らしいビジュアルに戻りたいなって。なおかつ、あったかい感じ。ブック
レットのデザインもすごくこだわって。あと、初回限定盤だけなんですが、DVDが付いてるんです。「My
Favorite Songs」と「世界一ごはん」と「メッセージ」のPVも入ってるんで、それをぜひ観ていただきたいんで
すよ。
─ぜひ初回限定盤を、という。
んん~、全然通常盤でもいいんですけど、PVをぜひ観てもらいたいんですよ。「My Favorite Songs」は人形劇
で撮りたいと言って、かなり細かいところまで編集も立ち合ったし。子どもたちとダンスしながら一緒に歌って
いる「世界一ごはん」も、ダンスがすごく可愛いんですよ。どれもほっこりあったかくなるPVなので、ぜひ観て
もらいたいなと思います。
─わかりました、ではぜひ初回限定盤を。最後に、1月27日には[NHK大阪ホール]でコンサートがあります。
言っても関西は植村さんの地元ですから。
このアルバム『手と手』を引っさげてのツアーになるので、アルバムのテーマである“つながり”を感じられる
ような、アットホームであったかいライブにしたいなと思っています。生の歌声でみんなとポカポカと、終わっ
てもあったかさを持って帰れるライブができたらいいなと思っているので、ぜひ遊びに来てください!
:URLリンク(lmaga.jp)