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ソウルの日本大使館に火炎瓶を投げ込んだとして拘束された中国人男性の背後関係は不明だが、これまで国内を
中心に活動してきた中国の反日活動家が、韓国の反日団体との共闘を目的に韓国に活動範囲を広げたとすれば、
日本外交には頭の痛い問題となる。
中国国内では昨年12月から、日中戦争時の南京を舞台に慰安婦をテーマとした映画「金陵十三釵」が公開され、
大ヒットしている。映画では日本軍の残虐性を強調するシーンが多くあり、「小日本(日本人の蔑称)を
絶対に許せない」といった映画の感想がインターネットにあふれる。
今回の火炎瓶事件は、こうした国内の反日機運の高まりが背景にあるとみられる。事件を報じるニュースに対し、
中国国内のネットには容疑者を称賛する書き込みが殺到している。
中国国内には多くの反日活動団体があるが、警察当局の厳しい監視下に置かれている。活動の影響が大きくなり
政府批判につながることを当局が警戒しているためで、これまで北京の日本大使館前で行われた抗議行動の
ほとんどは当局の事前許可を受けた官製デモだった。
一方、中国の反日団体はこれまで、欧米主要都市在住の中国人らと連携し反日デモなどを主導したことはあるが、
韓国で活動した例はほとんどない。
拘束された中国人男性と反日団体との関連は分かっていないが、男性が韓国の反日活動家との連携を意識して
行動した可能性もある。
URLリンク(sankei.jp.msn.com)