11/12/26 20:27:12.06 0
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★僕にも解けない算数の問題
僕はブログにはプロジェクトワーク以外のことは書かないことにしていたのだが、
あまりに憤慨したのでちょっと聞いて欲しい。写真は、娘(2年生)の算数のテスト。
(itmediaは画像直リンできないので、ソース参照してくださいです)
8人にペンをあげます。1人に6本ずつあげるには、ぜんぶで何本いるでしょうか。
ご覧のように、「8×6」だとバッテンで、「6×8」だと正解らしい。
何じゃこりゃ。
僕がテストを受けたとしても「8×6」と書く。
だって問題文はその順番に書いてあるから。
さらに答の48本もバツ。丁寧に赤ペンで48本と直してくれている。さらに意味不明。
★娘にヒアリングしてみた
「何でバッテンだったか、先生説明してくれた?」
「単位が違うと、式の順番が違うんだって」
「? 意味分かる?」
「全然分かんない」
「じゃあ・・ウサギには2本の耳がある。ウサギは4羽いる。耳は全部で何本?」
「ずつ、が入ってないからどっちが先か分かんない。答えは8本だけど」
「じゃあ・・ウサギには2本ずつ耳がある、だったら?」
「それなら、2×4=8本」
「ずつ」がある方を先に書く、と覚えている訳です。
うーむ、教育上じつによろしくない状況ですな。
★かけ算では書く順番が大事??
不思議に思って「かけ算 順序」などでWebを検索してみたところ、状況が見えてきた。
・どうやら今の小学校では、かけ算の記述順にこだわりがあるらしい
・こだわりの順序とは逆に書くと、×にする教師が多い
・当然ながらそれについては論争があり、×にすることに対してナンセンスという意見もある
赤ペン先生で有名なベネッセが「かけ算の順番が逆だったらバツにすべきだよ派」
らしいので紹介したい。
かけ算の式は「一つ分の数」×「いくつ分」の順に書く約束になっているので、
問題文から正しく読み取って、その通りに式をかけるようにしましょう。
小学校では、式の意味を理解することが大切なので、このような約束があります。
どうやら、
「6×8」と書くと「6本×8人」を意味するのだが、
「8×6」と書くと「8本×6人」を意味することになってしまうのでNG
ということらしい。
僕はこれを読んで益々考え込んでしまった。
そもそもこんな約束あったっけ?わり算だったら、書く順番は大事だ。
でも、かけ算にはどうでもよくね?
日々かけ算を使っている僕ら大人が知らなくても困らない「約束」って、
存在意味があるのだろうか?
そしてこの「約束」に従って採点することは、数学的にどうなんだろうか??
(>>2以降に続くです)