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ハイブリッドといえばプリウス。というより、代表的な日本の車といえばプリウスというぐらいの勢いで
売れてますよね。トヨタといえば、カローラはどこへ行ってしまったのやら……。
トヨタのディーラーで話を聞いてみると、「プリウス以外が全然売れなくて」と、肩を落としていました。
ここまで偏ってしまうと、販売店としては考えもののようですが、それだけ売れているには理由があるはず
なので、その「理由」に迫ってみたいと思います。
シャープになったデザイン
現行プリウスは3世代目となるわけですが、初代と2代目は流線型を意識したのか、ホワンとしたデザイン。
いいかえれば、もっさりした感じで、筆者はあまり好きではありませんでした。
しかし、3代目は直線を多く利用したシャープなデザインに変更されました。初代から2代目への
モデルチェンジも大幅に改良されたわけですが、今回のデザイン変更の方がインパクト大きかったですね。
ちなみに、ライトは通常のハロゲンモデルに加えLEDヘッドライトを搭載したモデルもあります。よくHIDと
間違える人がいますが、プリウスはLEDです。
LEDはHIDに比べランプの寿命が長いためメンテナンス面では有利。しかし、価格が高いのが難点。
まず壊れないけど、壊れたら大変という感じです。LEDヘッドライト搭載モデルは、
2連プロジェクター+ハイビームの3連構造になっており、見た目もいい感じです。
内装は「安っぽい」とよくいわれていますが……
プリウスは、車格でいえばCセグメントに属する車となります。で、よく「Cセグメントの車としてはちょっと
安っぽいよねー、コンパクトカーなら分かるけどさー」なんていわれることが多い。
でも、「価格を忘れちゃいませんか?」と答えたくなる。一番売れ筋の「S」が220万円。同じトヨタで比べれば、
アクシオやアリオンあたりが同クラスとなるわけですが、こちらは売れ筋の1.8リッターモデルで約200万円。
価格差は約20万円だが、ハイブリッド代と考えればそんなもんでしょう。
この2車種と比べてそんなに劣るかといわれると、アクシオやアリオンはおじさま層をターゲットにした車なので、
木目調のパネルなどが多く使われています。一方プリウスは、もっと若い世代も含め広いターゲット層を
狙ったデザインとなっているため全体的にすっきりとした感じで、小物入れなどが非常に充実しています。
注目してほしいのは、シフトレバー(?)の下にもスペースがあるところです。
確かに、プラスチックむき出しのプリウスに対して、アクシオやアリオンは木目調パネルを利用しているため
高級感はありますが、触ってみると質感は大して変わりません。世の中でいわれているほどプリウスは酷くないと
筆者は思うのです。
パワー感はお見事の一言
トヨタのディーラーも売り込むときに「2.4リッター並みの力がある」と説明します。乗ってみるとそれは嘘でないことが
分かるでしょう。
低速ではモーターのトルクでグイグイと車が加速していく。普通にアクセルを踏み込むと、エンジンは高回転まで
回らずに、静かに加速していくので、「遅くね?」と勘違いしますが、デジタルのスピードメーターをみるとすごい勢いで
数字が上がっています。
フィットハイブリッドの回でも書きましたが、ハイブリッドカーの魅力は、やはり1クラス上の排気量の車に乗っている
感覚が得られるところではないでしょうか。「ハイブリッドカーにすると○○円高い!」と単純に比べる人も多い
ようですが、このようなメリットも大きいと思います。
ソース:誠 Style
URLリンク(bizmakoto.jp)
>>2へ続く