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11月半ば過ぎ、複数の大手広告代理店に、財務省の勝栄二郎事務次官からFAXが届いた。
代理店社員がいう。
「税と社会保障の一体改革が大詰めを迎えている。PRしたくよろしく、という趣旨でした」
一見、何の変哲もない文章だが、強烈なプレッシャーだという。
「広告代理店にとって、政府広報は大きな収入源であり、政府は最重要クライアントの1つ。
その元締めである財務省トップからのFAXは
『何をしている。消費税増税キャンペーンで知恵を絞れ』という暗黙の圧力です」(代理店幹部)
財務省が、消費税増税のために打つ布石は徹底している。
財務省や内閣府の官僚らが2人1組で、新聞やテレビに登場する有識者らにレクチャー行脚している。
あるシンクタンク研究員は
「2人で『なぜ増税が必要か』を丁寧に説明していった。
『私なんか露出は少ないですよ』と言うと、『いやいや、発信力がおありですから』と持ち上げる。
あそこまで低姿勢でやられると、その気になる」
と話す。
いまや「影の総理」の異名もとる勝次官の指揮のもと、官による裏工作が展開されているが、政治は何をしているのか。
野田首相はいま、増税路線を主導する勝次官と藤井裕久党税調会長に
「完全に傾倒し、言いなり」(官邸スタッフ)だという。
ただ、こうした依存姿勢が、野田首相と仙谷氏との間に、深い溝をつくっている。
「仙谷氏は、官邸が連絡をしてこないことに業を煮やしている。
党内には小沢一郎元代表ら『増税反対』派は多い。12月政局もあり得るほど緊迫している。
党の政策をまとめる立場だけに、官邸の鈍さが腹立たしい」(仙谷氏に近い議員)
仙谷氏は以前から
「税と社会保障の一体改革」に並々ならぬ意欲を持っていた。
政調会長代行ポストも「前原(誠司政調会長)にはできない。俺がやる」
と直訴したほどだが、野田首相は増税のみに主眼を置き、
仙谷氏とコミュニケーションを図ろうとはしない。
「仙谷氏は『野田首相の考えが分からん』とこぼしている。
現状では、党内の意見集約は混乱する」(同議員)
「財務省幹部が先日、酒も入った懇親会で
『消費税をやるには内閣の2つや3つ吹き飛んでもしようがない』と語っていた。
乱暴なことをいうなと思ったが、内閣への悪影響を無視した強引な裏工作も行われている」
報道各社の世論調査で、野田内閣の支持率は30%以下の「危険水域」に接近、
不支持率が50%を超えた調査もあった。
財務省シナリオに乗って国民不在の政治を続ければ、内閣どころか、民主党政権も自壊する。
URLリンク(www.zakzak.co.jp)
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