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中川正春文部科学相(61)は9日の記者会見で、準強姦容疑で逮捕、送検された
柔道の五輪金メダリスト、内柴正人容疑者(33)に文科省が授与していたスポーツ
功労者顕彰などについて、捜査状況を見極めつつ、取り消しも含めて検討する考えを示した。
文科省によると、スポーツ功労者顕彰には、賞状と記念品(3万円相当の銀杯&
フォトフレーム)が贈られる。内柴容疑者はアテネ、北京の両五輪で金メダルを
獲得した際にスポーツ功労者顕彰、2005年には世界選手権2位で表彰を受けるなど、
過去に計4回の顕彰、表彰歴がある。
中川氏は「現在捜査中であり、対応については慎重に検討したい」とする一方で、
現在は顕彰を取り消す規定がないことから「(規定を)改正する必要があれば改正するなど、
顕彰規定そのものの見直しも含めて考えたい」と述べた。
熊本県は8日、内柴容疑者に授与した2つの県民栄誉賞を取り消し、同系の賞を
授与した自治体も同様の措置を検討している。
ソース:URLリンク(www.sanspo.com)