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中央公論 2012年8月号
スパイ天国ニッポン!?
アメリカの情報も取り放題
日本ほど盗みやすい国はない
対談 小谷賢×黒井文太郎
(小谷賢=防衛省防衛研究所戦史研究センター主任研究官 黒井文太郎=ジャーナリスト)
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■■巧妙極まる「親中派」づくり
【小谷】 警視庁などの資料によると、日中親善を隠れ蓑にして、これも幅広くやってますね。日本人の
ほうはまったく無意識のうちに、彼らに協力させられてしまう。
【黒井】 これは公務員の小谷さんは話しにくいだろうから僕がしゃべりますけど(笑)、協力者になるか
どうかは別として、中央省庁や自衛隊のOBの方なんかまで、けっこう取り込まれてますよね。中国に
招待され、いろんな宴席でもてなされて、帰ってくると「なんだ、中国はいい国じゃないか」というような
人が結構いらっしゃる。
【黒井】 これも中国の諜報活動の特徴で、とにかく長い目で見る。ロシアのように、飲ませて食わせて
小遣い渡したら三回目ぐらいには「あれをよこせ」と迫ったりするのではなく、時間をかけて・トモダチ作戦・
を展開するわけです。ターゲットに会うときは、どこの出身で誰と仲がいいのかといった個人情報を調べ上
げ、相手の興味を引く話から徐々に懐に入っていく。中国のスパイの標的は、政府機関などに限りません。
【小谷】 例えば大学。留学生として来たり、教授として赴任したり。日本の大学はそういうところの脇が
甘いというか、あまり意識が高いとは思えません。でも理系の学部は技術の宝庫なんですよ。教員で
あればそういうものに直接触れられるし、学生は院に行ってより高度な知識や技能を身に付けることが
できます。さらに大学を出た後は日本企業に採用される道も開ける。そうしたルートを何十年もかけて
構築していくのが、彼らのやり方なのです。 (続く)