11/01/16 03:22:01 iDHiyZLd0
月刊WiLL:2010年12月号
総力大特集140ページ 恫喝中国に屈するな!
■中西輝政
日本は「大義の旗」を掲げよ
URLリンク(web-wac.co.jp)
③中国の対日戦略
「事なかれ」で国滅ぶ
言論の封殺が行われているのはメディアだけではない。学界でも反中的、あるいは中国共産党に
批判的な研究は学術雑誌に載せない、などのそこはかとない言論統制が、近年ますます強く感じられ
るようになってきた。
大学の中でも特に経営難に陥っている私学では、中国人留学生を大量に受け入れざるを得ず、それを
もって、中国の批判をするような学者は要らない、という空気も醸成されつつある。また、日本への留学
を斡旋する中国人ブローカーが池袋などに居を構えており、「留学生をサポートする」として、偽造した
大量の卒業証明書や成績証明書を用意しているとの話もある。たしかに、全くデタラメな証明書を添付
してくる学生が一定数いるのである。
今や日本の多くの大学では、その真贋を鑑定するため多数の経費を支出して対処しており、一部の
大学では、その繁雑さのため入学事務が滞ることさえあるほどだ。
だが大きく見ると、日本人学生の減少から、あえてこのような対策を講じず、中国人学生を次々と
「フリーパス」で受け入れている学校はむしろ増えているだろう。一体どのような経歴を持った学生なの
か分からないような人物が、大量に日本にやってきているのである。
(中略)
数年後には、留学生を含む在日中国人が百万人を突破すると言われている現在、「事なかれ」の
“日中友好”主義によって、この国の言論の自由、学問の自由という普遍的価値観が日本国内で脅か
される事態になっている。こうした「国を奪われる」兆候を目にしても、まるで白昼夢を見るようにひたす
ら傍観している現在の日本をなんと形容したらよいのか。日本人は今こそ、目覚めなければウソである。
移民という“武器”
鄧小平は80年代初めに、「我々は軍事力で日本を征服する必要はない。大量の移民で溢れさせれば、
戦わずして日本は中国のものになる」との趣旨の発言をしている。留学生を大量に送り出したり、土地
の買い占めを行うという手段での、隠密裏の「日本乗っ取り」という中国の「国家戦略」は、水面下で滔々
と続いている。尖閣にだけ目を奪われていることも許されないのである。
《続く》