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【船場の象徴 梅田に去る 伊藤忠大阪本社移転、感謝の清掃】
産経新聞 2011/08/12 08:43
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伊藤忠商事は11日、岡藤正広社長や若手社員160人が、大阪市中央区の船場地区で
ランドマークとして親しまれた現大阪本社周辺の清掃活動を行った。同本社が15日付で、
JR大阪駅北側の新駅ビル(大阪市北区)に移転するためのセレモニーだ。
船場地区は同社をはじめ丸紅などの総合商社、紡績会社が集う「繊維街」として発展して
きたが、近年は本社の移転が増え、その面影は年々薄れている。
「いとへん」の街、寂しく
伊藤忠の現大阪本社がある「伊藤忠ビル」は、大阪市を南北に貫く御堂筋と中央大通が
交わる一等地に昭和44年、建設された。地上13階、地下4階の巨大ビルは、近接する
大阪丸紅ビル(丸紅大阪支社)とともに、長く船場地区の象徴として親しまれ、大手紡績会
社も両社の近くに本社を構えた。
同地区に本社を置く紡績会社社員は「昔は、毎朝出勤すると本社の玄関前で商社マンに
待ち構えられ、『商品を売ってくれ』とせがまれるほど活気に満ちていた」と懐かしむ。
だが、丸紅は平成15年に本社を東京に移転。伊藤忠商事は東京と大阪の2本社体制だが、
すでに中枢機能の大半を東京へ移した。昭和50年に約2200人だった大阪本社の正社員
は現在、10分の1近くまで減っている。
大阪府不動産鑑定士協会の松永明副会長は「昔は大阪市中心部といえば本町を指したが、
ここ1、2年で梅田に移った感がある。伊藤忠商事の流出は船場衰退の象徴」と指摘する。