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都市改良と遷都 大阪時事新報 1919.1.6(大正8)
名古屋高等工業学校長 工学博士 武田五一氏談
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西隣支那大陸との交通、台湾、朝鮮等の新領土の編入其他戦後に於ける南洋発展の計を
想わば日本の首府の永久に東京に存在する事は稍々東方に僻在する事となり早晩或は大阪
に遷都を見るやも計られず実に大阪市は将来日本の経済上の中心点たらざる可からざると同時
に又政治上の中心となる可き可能性を有するものにして新日本の中心地は大阪市を以て最理想の処
大阪の地たる上古浪花の都と称し仁徳帝の天下を統御し給いし以来我が国中世に於ける
交通政治の中心となり来り彼の豊太閤の雄闘を抱いて茲に築城したるより考うるも覇を東洋の
天地に唱えんとする雄大なる帝国の使命を果さんとせば実に海陸の便四通八達なる我が大阪
に首府を移すべきことは蓋し当然なり
摂河泉の広大なる大平原を控え海波静かに打寄する大阪湾頭新になれる一大首都「大大阪」
の都を想見せよ帝国の首府として決して不適当にあらずして否寧ろ日本の首都として最適恰の
土地たる事を失わず