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梅田、集客力が突出「また行きたい」増加 本社集計
商都大阪の陣
2011/12/21 0:49
URLリンク(www.nikkei.com)
大阪市内の主要な商業エリアのうち、梅田の集客力が突出して高まっていることが日経リサーチの調査で明らかになった。
「また行きたい」と答えた人の割合を10月と4月で比べたところ、梅田の商業施設の4割以上で上昇した。百貨店などの開業・増床ラッシュの効果が
同エリアのほかの施設に波及しているとみられる。一方で心斎橋などは集客力の低下が目立っており、街の勢いの差が鮮明になってきた。
日経リサーチの商圏調査「関西センサス」をもとに、大阪市内の主要な商業施設について利用客が繰り返し行きたいと思っている割合(リピート意向)を集計。
梅田、なんば、心斎橋、阿倍野の4エリアで分析した。
4月と10月で大きな変化がみられたのは梅田だ。利用客のリピート意向は、集計対象の17施設のうち8施設で上昇した。
4月に全面改装した大丸梅田店は10月のリピート意向が4月より2.5ポイント高い86.3%となり、ほかの施設よりも高い伸びを示した。阪急梅田本店、
阪神梅田本店、ヨドバシカメラマルチメディア梅田なども上昇した。
梅田では大丸梅田店の増床に加えて、JR大阪三越伊勢丹、ファッションビルのルクアが5月に開業した。新たに開業・増床した商業施設が多くの客を引き寄せ、
その客が周辺の施設に流れている様子がうかがえる。
逆に心斎橋ではリピート意向が伸びた商業施設は6カ所のうち1カ所にとどまり、梅田と明暗を分けた。中核施設の大丸心斎橋店は80.4%で横ばい、
心斎橋筋商店街は80.9%から79.6%にやや下がった。
心斎橋では今年、大型商業施設の開業・増床はほとんどなく、若者を中心に顧客の一部が梅田などに流れたとみられる。心斎橋パルコが9月に閉店したことも響いた。
阿倍野エリアでもリピート意向は伸び悩んだ。4月に比べて上昇したのは7施設のうち近鉄百貨店阿倍野本店など2施設だけだった。ただ同エリアには4月に
「あべのキューズタウン」が開業し若者客を引き寄せており、相乗効果で盛り返す可能性がある。
健闘しているのがなんばで、9施設のうち4カ所でリピート意向が上昇した。特に3月に全面改装を終えた高島屋大阪店は4月より4.4ポイント高い87%になった。
■梅田の中でも明暗、大阪から遠い施設苦戦
梅田の商業施設がすべてバラ色というわけではない。開業・増床が相次いだJR大阪駅周辺から離れた場所にある施設は、軒並みリピート意向が下がった。
利用者のアクセスのしやすさが明暗を分けたようだ。
一例が梅田ロフトとヌー茶屋町。両方とも若者から人気が高いが、10月の調査ではそれぞれ4月より1.4ポイント低い80.5%、同5.6ポイント低い74.5%と振るわなかった。
とはいえ梅田の人の流れがこれで固定化したわけではない。新たな商業施設の誕生で、流れは変わりうる。
実際、梅田では2012年以降も大型の改装や開業が相次ぐ。早ければ同年秋に、阪急梅田本店が全面改装を終えてオープンする。
13年春には大阪駅北側に「うめきた」が街開きする。
梅田のなかでも商業施設同士で、顧客を引き寄せるための綱引きが繰り広げられそうだ。
▼調査・集計の方法 日経リサーチが関西2府4県に住むモニター登録者を対象に、過去3カ月以内に訪れた商業施設の利用動向をインターネットで調査した。
調査時期は今年4月と10月で、それぞれ約8700人、約7600人が回答した。
それをもとに日本経済新聞が大阪市内の主要な商業施設を抜き出して独自に集計した。それぞれの施設利用者が、「(もう一度)とても行きたい」「やや行きたい」と
答えた比率(リピート意向)の合計を4月と10月で比較した。差が0.5ポイント以下は横ばいとみなした。回答者数が100人に満たない商業施設、および4月以降に
開業した商業施設は除いた。