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※なぜ、私は「政治家の殺し方」を書いたか 中田宏(元横浜市長)
今、あらゆる分野で問題山積の日本を、これからも持続可能な社会にするためには多くの改革が不可欠だという点では異論を唱える人はいないでしょう。
しかし、改革は誰かがリーダーシップを発揮して実行しなければなりません。
あらゆる予算には「利権」がくっついていますが、改革とはその利権構造にメスを入れるということでもあります。
そして、それを実行すれば、すさまじいばかりの反発、批判、報復が待っています。
37歳で横浜市長に当選した私は、財政再建を何よりの公約に掲げていました。当時の横浜市の財政は日本最悪とも言える状況で、破綻の一歩手前でした。
具体的なことは他の紙面に譲りますが、就任当時、6兆2000億円だった市の借金を7年間で5兆2000億円へと約1兆円純減させることができました。
全国の地方自治体で短期間にそれほどの財政再建を果たした例は、山田宏・前杉並区長の財政再建など数例を除けば皆無といっていいでしょう。
多くの方々のご協力あったからこその結果ですが、一連の改革によって既得権益を失う人たちによる反発はすさまじいものでした。
彼らは正面きって、「●●の見直しはいけない」とは主張できません。自分たちの既得権益に正当性がないことは自分たちがよく知っているからです。
そこで、改革妨害のためにあらゆる手を講じてきました。議会制民主主義では選挙で賛否を問うのが本道であるべきですが、醜聞を捏造するなどの執拗な攻撃もありました。
「週刊現代」による7週連続のねつ造記事などは、まさにそれでした。
Amazonの本書の内容紹介文に、「『史上最悪の人生』を味わった著者の実態にも迫る」とありますが、まさに生き地獄という心境でした。
私の身の潔白は、その後の裁判において完全に証明されましたが、当時、多くの人から疑いの眼を向けられ、あるときは罵声を浴びせられ、家族も卑屈な思いをしました。
しかし、私はそれらの恨み・つらみを晴らしたくてこの本を書いたのではまったくありません。
社会の裏でどのような構造が存在し、どんなことが画策されているのかがわからないままメディアの流す情報を鵜呑みにすることは、
結果的に一部の人が握っている利権構造の保持に加担するということを明らかにしておきたかったのです。
業界団体や公務員の既得権益、違法風俗店や闇の勢力の存在、首長にまとわりつく陳情やゆすり、たかり。
利権といわれる薄暗い“地下室”の分厚い扉を開け、その中の掃除を始めるとどうなるか、そのことを読者に知っていただきたかったのです。
なぜなら、国民が社会の実態を知ることによってのみ、社会の変革は可能だと信じているからです。
そして今、私は地元でもある横浜を去り、大阪で橋下/維新の会と共に新しい日本を創る決意をしました。
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