11/11/09 23:12:12.77 p6MZGpKg
大阪が衰退した理由(神戸新聞)
URLリンク(www.kobe-np.co.jp)
かつて二大経済圏として東京と肩を並べていた大阪。
最近はオフィス需要が好調でビル建設も進むが、それでもここ数年の新規オフィスの供給面積を東京と比べてみると五倍以上の開きがある。
なぜこれだけの差がついたのか。
国際基督教大の八田達夫教授は、その理由として「輸送にかかる時間・コストの低減」「産業構造の転換」の二つを挙げる。
かつて新幹線が開業するまでは、西日本各地にとって東京は遠い存在だった。
九州からは列車で二十時間以上かかる。このため西日本経済の中心は大阪が不動の地位を占めていた。
しかし、新幹線が開業し航空輸送も本格化すると、日帰りの東京出張が可能になった。
東京との距離感が縮まり、同時に大阪で行っていたさまざまな商取引が東京に集約されるようになった。