15/09/06 08:53:26.44 GSTOYUf50.net
瀬木比呂志氏による「絶望の裁判所」及び「ニッポンの裁判」が話題になっている。
その司法の腐敗もここまで来たのか、という事件があった。
島田浩孝弁護士（川越法律事務所）は裁判所書記官（さいたま家裁川越支部）と癒着して、老女の成年後見人になり、従来からの成年後見人であるその老女の甥が老女の生活費として管理している保管金の返還請求の裁判を起こした。
これは、裁判による後見事務の報酬を得ることを目的としている。
その甥は、その裁判の過程で、島田弁護士の成年後見人就任及び提訴が違法であることを主張したが、一審の東京地裁立川支部（小池あゆみ裁判官）は、島田弁護士による請求を認めた。
その控訴審で、東京高裁（柴田寛之裁判長）は、一審の判断を認めた。
これは、仕事にあぶれた弁護士が、違法に成年後見人に就任し、不当な後見事務報酬を得ることを目的とした請求を裁判所が認めたことを意味する。
老女は、若いときから働き続け、つましい生活をしながら貯蓄に励んだ。
それを、見ず知らずの仕事にあぶれた弁護士から、「（甥に代わって）財産を管理してやるから報酬として一部よこせ。」と言われたのを裁判所が認めたのである。