15/09/14 19:47:17.99 .net
URLリンク(japan.cnet.com)
The New York Times(NYT)は米国時間9月7日、米司法省(DOJ)が「銃と薬物に関する」捜査で、
「iPhone」などの端末間でメッセージを送信するApple独自のソフトウェア「iMessage」にリアルタイムで
アクセスできるよう求める裁判所命令を要請したと報じた。
Appleはこの要請を拒否したが、同社がそうすることを望んだわけではなく、従うことができなかったことがその理由だ。
報道によると、AppleはDOJに対し、iMessageは暗号化されているため、自社はもちろんのこと、DOJであっても
要求するデータにアクセスすることは不可能であり、米通信傍受法に従うことが求められている電話会社のように
要請に応じることはできないと説明したという。
この事件は非公開とされ、管轄する米連邦裁判所の名前は明かされていない。
今回のAppleの抵抗は、米政府が監視プログラム「PRISM」を通じてシリコンバレーのシステムにアクセスしていたとする疑惑に続いて、
米連邦捜査局(FBI)がユーザーデータへのアクセスを強く要求する中で起きた。Appleは、同社が米国民に対する
スパイ行為に加担していたとする疑惑に対し、iMessageのメッセージ送信や「FaceTime」の通話サービスは暗号化されており、
盗聴は不可能だと明らかにすることで、そうした不安の払しょくに努めた。さらにAppleは、ハードウェア暗号化機能を提供したことで
、米政府は一部のユーザーデータを入手するために、直接容疑者を取り調べざるを得ない状況になっていた。