15/09/11 22:08:25.69 .net
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天候不順で高値が続いていた野菜の価格が、さらに上昇する懸念が出ている。一大供給地である栃木、茨城両県が、
台風18号から変わった低気圧の影響で甚大な豪雨被害に見舞われたためだ。農林水産省は11日、
緊急自然災害対策本部を設置し、農産物被害の把握に乗り出した。
農水省によると、東京都中央卸売市場の卸値は10日現在、キャベツが1キロあたり平年比61%増の137円となった。
関東などの日照不足で春から高値基調が続いた上、主産地の群馬県で8月初めにひょうが降り生育が遅れ、出荷に響いたためだ。
また、ピーマンは46%増の519円。特に8月後半からの長雨と気温低下が響いた。このほかナスは45%増、
キュウリとサトイモは41%増、ハクサイは33%増となった。
記録的な大雨となった栃木県は、9月上旬でナス出荷県シェアの31%を占める。また、茨城県はナスの22%、
ピーマンの25%を出荷。農水省によると、10日現在の価格は、鬼怒川の堤防決壊など、
被害が一気に拡大する前に入荷した分だ。「被害状況次第では、価格に影響を与える可能性がある」(同省園芸作物課)とみている。(2015/09/11-19:36)