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安曇野でロボット生産が復活―。ソニーのパソコン事業部門が独立したVAIO(バイオ、安曇野市)が、
二足歩行の人型ロボットの受託製造を本社工場で始めた。VAIOは独立前、ソニーの生産拠点だった時代に同社の
犬型ロボット「AIBO(アイボ)」を一手に製造。VAIOのロボット製造技術を見込んだ東証1部上場でシステム開発の富士ソフト(横浜市)が、
自社開発商品の製造を委託した。
VAIOが製造を受託したのは、富士ソフトの家庭向けロボット「Palmi(パルミー)」。高さ約40センチ、
重さ約1・8キロで人工知能ソフトを搭載しており、会話をしながら相手の顔や名前を覚え、コミュニケーションを深められる。イ
ンターネットに接続し、ニュースや天気予報も教えてくれる。価格は29万8千円(税別)で、動画配信大手「DMM.com」(東京)が発売した。
アイボが発売されたのは1999年。当時、安曇野市豊科のVAIO本社工場はソニー子会社の生産拠点で、
当初から製造を担当した。ソニーの収益改善策の一環で2006年3月にアイボが生産中止となった後も、修理などのアフターサービスを14年3月まで続けた。
VAIOはソニーのパソコン事業売却に伴って「VAIO」ブランドを受け継ぎ、昨年7月に発足。
ソニーが拠点としていた豊科のパソコン組立工場などを引き継いだ。従業員は約240人。今
年に入り、タブレット端末になる高性能ノートパソコンなどの新製品を相次ぎ国内市場に投入している。
今回の受託製造は、蓄積した技術とノウハウを他分野に応用し、収益の幅を広げて成長を目指す狙いがある。
VAIOの広報担当者は「部品を高密度で組み込む技術や電子部品が発する熱を効率よく冷却する技術を生かし、今後も製造受託する製品の幅を広げたい」としている。
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VAIOが安曇野市の本社工場で受託製造を始めた二足歩行の人型ロボット「パルミー」