15/07/11 14:17:48.31 .net
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東芝の不適切会計問題で、田中久雄社長が収益目標の達成に向け、メールや電話で部下に
強い圧力をかけていたことが十日、分かった。不適切な会計処理を示唆したとも受け取れるやりとりがあったという。
弁護士らからなる第三者委員会が意図的と判断した場合は、田中氏の進退問題に発展しそうだ。
また東芝社内では高い収益目標を「チャレンジ(挑戦)」や「ストレッチ」などと表現していたことも分かった。
関係者によると、ストレッチは従来のやり方では達成できない高い目標を設定して実現を目指す意味で、
米電機大手ゼネラル・エレクトリック(GE)で使われているという。
これらの表現で求められると、東芝社員は無理をする必要があると受け取り、
不適切な処理につながった可能性がある。田中氏は早朝にメールや電話で部下に業績改善を要求するなどしていたという。
トップによる圧力は佐々木則夫前社長(現副会長)の時代にもあったとされ
佐々木氏は九月の臨時株主総会で取締役を退任する方向で調整している。経団連副会長も辞任する見通しだ。
佐々木氏は収益目標が達成できないと「なぜできないのか」「やるんだ」「イエスかノーか」
と強く迫ったという。田中氏が社長に就任しても、社内の風潮は変わらなかったとみられる。
これまで過大に計上した営業利益は最大二千億円規模に達する見込みだ。