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スウェーデン発の家具販売大手IKEA（イケア）は、実店舗があるすべての国で、
ネット通販サービスを開始する方針であることを発表した。
日本国内では千葉県の船橋市や神奈川県横浜市の港北区など8店舗を構えるIKEA。
さらに今年中に愛知県長久手市に新店舗がオープンされるほか、広島市や前橋市でのオープンも予定されている。
現在、IKEAのホームページでは、販売されている商品を閲覧することが可能で、
さらに実店舗での商品在庫をチェックすることもできる。そして、「ショッピングリスト」という形で
ほしい商品をリスト化し、そのリストをもとに実店舗で買物をする、というシステムとなっている。
つまり、公式サイトでは擬似的にショッピングをすることができるものの、決済することはできないという状態なのだ。
「IKEAの家具はスタイリッシュかつシンプルで、そこまで高価ではないということから人気です。
しかし、実店舗に行かなければ手に入らないということで、以前から通販開始を求める声は多かったようです。
ちなみに、ネットオークションには多くのIKEAの家具が出品されていますし、
IKEAの家具の購入を代行する業者もあります。間接的な形で通販が行われている状況ですね」（家具業界に詳しいジャーナリスト）
日本国内でのIKEA通販サービス導入時期は不明だが、ネット上では、
「ありがたいわ。買いに行ってもデカイと持ち帰れんし配送料高すぎるで買えんこと多かったしな
「IKEAなかなか車ないと行くの不便だからネット注文できるようになるのは便利だなー。日用品も買えるのかな」
など、期待が高まっているようだ。
「公式通販の開始は消費者にとっては歓迎すべきことです。しかし、購入代行業者にとっては死活問題ですね。
おそらく公式通販よりも安い送料にすることで、どうにか続けていくのではないでしょうか」（前出ジャーナリスト）