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上海株価指数 一時４５００ポイント超
4月27日 14時56分
２７日の上海市場は中国政府による一段の金融緩和といった景気下支え策への期待感から金融関連の銘柄などに買い注文が広がり、
代表的な株価指数はおよそ７年２か月ぶりに一時、４５００ポイントを超えました。
２７日の上海市場は取引開始直後から、銀行などの金融関連や鉄道や電力といったインフラ関連の銘柄を中心に買い注文が広がり、
代表的な株価指数である「総合指数」は先週末の終値に比べて一時２．５％以上、値上がりし４５００ポイントを超えました。
総合指数が４５００ポイントを超えたのは２００８年２月以来、およそ７年２か月ぶりです。
上海市場では今月８日に、総合指数が取引時間中に４０００ポイントを超えたばかりで、
僅か１か月たらずの間に５００ポイント上昇する高騰ぶりとなっています。
市場関係者は「中国経済の減速傾向が続くなかで政府による一段の金融緩和などの景気下支え策や、
アジアのインフラ建設を促す政策が進むことへの期待感から関連する銘柄に買い注文が膨らんでいる。
また、中国で不動産市況の低迷が長引いていて、個人の投資家の間に不動産から株式へ投資を移す動きが広がっていることも
相場を後押ししている」と話しています。