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日米両国は１７日、環太平洋連携協定（ＴＰＰ）交渉で、甘利明ＴＰＰ担当相とフロマン米通商代表部（ＵＳＴＲ）代表による閣僚協議を
１９日夜から東京都内で行うことを決めた。対立が続く米国産のコメ輸入拡大や日本製の自動車部品の関税の扱いが焦点だが、
合意は困難な見通し。米ワシントンでの日米首脳会談を２８日に控え、閣僚同士が難航分野で最大限の歩み寄りを図る。
甘利担当相は１７日夜、記者会見し、閣僚協議の開催について「実務者協議で一定の前進は見られたという理解に至った」と説明した。
ただ、「今回の閣僚協議では完全決着には至らないと思う。事務レベルでもまだ厳しい問題が残っている」とも語った。協議は２０日も
行う予定。
日米閣僚協議は昨年１０月のオーストラリア・シドニー以来。日米は今月１５日から東京都内で実務者協議を開き、農産物関税と
自動車貿易の分野で政治判断に委ねる論点を絞り込んできた。
実務者協議で、日本は懸案の解決に向け、米国産の主食用のコメで、関税維持と引き換えに輸入枠を設けることなどを打診。
米国が日本製の自動車と自動車部品に課す関税の引き下げ幅や撤廃時期をめぐっても妥協点を探った。閣僚と並行して、実務者協議
も続ける。
日米両国は今回、実務者協議後に閣僚会談を行い、実質合意したい考えだった。しかし、「農産物、自動車とも今、譲り合うのは難しい」
（交渉関係者）という状況で、最終合意までには閣僚級を含め再度協議が必要となっている。
ソース（時事通信） URLﾘﾝｸ(www.jiji.com)
写真＝ＴＰＰ日米閣僚協議の開催について、質問に答える甘利明ＴＰＰ担当相＝１７日夜、東京・永田町
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【TPP】日米両政府、TPPをめぐり日米首脳会談前に事務レベル協議を再開…コメ輸入や自動車関税で厳しい交渉が行われる見通し[04/16] [転載禁止](c)2ch.net
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