14/12/20 23:01:07.47
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JR東日本が20日午前、東京駅開業100周年を記念したIC乗車券「Suica(スイカ)」を限定販売したところ、
購入希望者が同駅に殺到した。
混雑で収拾がつかなくなったため約2時間半後に販売を中止。
購入できなかった客が駅員に詰め寄るなど大混乱した。
同社は後日、販売を再開する。同社東京支社によると、スイカは東京駅の赤レンガの駅舎をモチーフにしたデザイン。
1万5000枚の販売で、購入は1人3枚まで。
午前8時の販売開始時間を前倒しし、午前7時14分に発売した時点で約9000人が列を作り、午前9時40分に販売を中止した。
同駅構内に掲示されていたポスターには、前日から徹夜で並ばないよう求める表現もあったが、
実際には始発電車が到着した時点で多くの人が並んでいたという。
販売中止が告げられると、買えなかった人が大勢、駅員に詰め寄り、駅員は「誠に申し訳ありません」と平謝りだった。
始発電車で朝5時過ぎに同駅に着いたという東京都新宿区の会社員男性(37)は
「徹夜組に売ったのもおかしいし、列の整理もされず、最後尾がどこかすら分からなかった。
買えないのは仕方がないが、『すみません』だけですむのか」と憤る。
前日夜に上京し、午前5時から列に並んだ名古屋市の会社員男性(30)は
「100周年を祝えない。せめて帰りの交通費を出してほしい」と言って肩を落とした。
インターネット上のオークションサイトでは、早くも転売を狙った出品が相次いでいる。
「レア」「限定/美品」「大注目」などの触れ込みで出品されたものに入札が相次ぎ、
正午前には正規の販売価格を大きく上回る約4万円まで値上がりしているものもあった。
(一條優太、元村有希子)
画像:発売が中止された東京駅開業100周年記念Suica(スイカ)
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写真:東京駅開業100周年の記念スイカの発売を巡って、発売場所だった丸の内南口に押し寄せる人たち=JR東京駅丸の内口で
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