14/12/19 01:25:34.85
2014年産のそば粉の価格が上がり、そば店の経営を圧迫している。国内外での不作と円安が原因だ。年末の書き入れ時を前に値上げは
難しく、関係者らは「多くのそば店は簡単には価格転嫁できない」と頭を抱えている。
そばの原料は8割近くを輸入に頼っている。輸入の大半が中国からで、現地での不作と円安により、輸入価格が高騰した。財務省の貿易統計
によると、原料となる皮をむく前の「玄そば」の中国からの輸入価格は10月、1トン当たり約9万2千円と、前年同月から6割超も値上がりした。
さらに、国産の4割強を占める大産地の北海道で、夏から秋にかけて天候不順が続き、不作となったことも追い打ちをかける。国産の玄そば
価格は公的なデータがないが、業界関係者によると、そば粉の仕入れ価格は昨年より2割程度上がっているという。
日本蕎麦協会の担当者は「円安でほかの食材も上がっており、頭の痛い問題だ」と話している。
ソース(SankeiBiz) URLリンク(www.sankeibiz.jp)
写真=そば粉の価格高騰がそば店の経営を圧迫している=18日午後、東京都港区の「千歳庵」
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