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自動車部品大手タカタ（東京）製エアバッグの大規模リコール（無料の回収・修理）をめぐり、トヨタ自動車は四日、新たに十九車種
十八万五千台のリコールを国土交通省に届け出た。岐阜県内で先月、廃車の解体作業中にエアバッグのガスを発生させるタカタ製
部品が破裂。原因はまだ分かっていないが、トヨタは同じタイプの部品を搭載している車種を予防的にリコールする異例の措置に
踏み切った。
これでタカタ製エアバッグの搭載車のリコールは、国内で二百七十九万台となった。国交省によると、全米でリコールが実施された
場合、日本でもホンダやマツダを中心に約二十万台が新たにリコール対象となる見通し。日本国内のリコールは三百万台を超える
可能性が出てきた。
今回は不具合の原因が特定される前に、問題となりそうな部品を回収して調べる「調査リコール」に相当する。
国交省によると、米国で実施されたことがあるが、日本国内では例がないという。国交省は、他の自動車メーカーにも同タイプの部品
を使っていないか調査を指示している。
トヨタの新たな対象車種は二〇〇二年九月～〇三年十二月製の「カローラ」「アルファード」「ヴォクシー」「ＷｉＬＬ」など。すべて助手席用
エアバッグで、当面の交換部品は確保できているという。海外では中国の「ヴィオス」五千台も回収対象となる。
部品破裂は十一月六日、岐阜県関市内の工場で、リコール対象ではなかった〇三年製「ＷｉＬＬ」の廃車処分作業中、助手席用
エアバッグを作動したときに発生した。けが人は出なかったが、フロントガラスが粉々に割れた。トヨタは回収した部品を基に原因を
調べる。
トヨタ広報部は「原因は特定できていないが、予防的にリコールを判断した」と説明している。
問い合わせは、トヨタ自動車お客様相談センターへ。
(※問い合わせ先省略。ソース元でご確認下さい)
ソース（東京新聞） URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
写真＝廃車処理中にタカタ製エアバッグが破裂し、衝撃で粉々になったフロントガラス＝廃車ドットコム岐阜提供
URLﾘﾝｸ(www.tokyo-np.co.jp)
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【自動車部品】トヨタがタカタ問題で動くワケ…リコール対応で問われる自動車メーカーの存在意義、共通部品の増加が背景に[12/05] [転載禁止](c)2ch.net
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